看護師の転職エージェントは、何で比べるべきか
- 公開
- 2026年9月26日
- 制度の確認
- 2026年9月26日時点
PRこのページは広告(アフィリエイトプログラム)を含みます。広告について
この記事でわかること
- 比べるべきは、許可番号・第三者認定・扱う施設形態・相談方法の4つ
- 主要3社は、認定制度の入職実績がいずれも最上位の区分。規模では差がつかない
- 差が出るのは「どんな職場を扱うか」と「どうやり取りするか」
- 主要3サービスが公表している事実を並べた一覧
- 目的別(LINEでやり取りしたい/病院以外も見たい/面接に同行してほしい など)にどれを選ぶか
- 登録後に確認してもらうべき項目(夜勤の実態・配属先・時間外・教育体制)
看護師向けの転職支援サービスは数が多く、どれも「求人数が多い」「サポートが手厚い」と書いています。 横に並べても違いが出ません。
比べるなら、各社が公表していて、こちらが確認できる事実で比べたほうが早いです。 ここでは4つの軸を挙げ、主要な3社がそれぞれ何を公表しているかを並べます。
先に結論
- 許可番号があるか(無ければそもそも職業紹介を行えません)
- 厚生労働省の委託事業による第三者認定を受けているか(入職実績の規模まで公開されます)
- 自分が行きたい施設形態を扱っているか
- 自分に合う方法でやり取りできるか(電話・LINE・メール)
主要3社は、1つ目と2つ目ではほとんど差がつきません。実際に差が出るのは3つ目と4つ目です。
軸1. 有料職業紹介事業の許可番号
人材紹介は、厚生労働大臣の許可がなければ行えません。許可を受けた事業者には「13-ユ-190019」のような許可番号が与えられ、通常はサイトの下部に記載されています。 記載が見つからないサービスは、それ以上比べる必要がありません。
軸2. 厚生労働省の委託事業による第三者認定
許可とは別に、「医療・介護・保育分野における適正な有料職業紹介事業者の認定制度」があります。厚生労働省の委託事業で、認定を受けた事業者は一覧で公開されています。 ここには職種別の入職実績が区分で載っていて、 看護職なら「区分Ⅰ=300名以上」のように、実際に決まった人数の規模がわかります。
今回の3社は、いずれも看護職で区分Ⅰを直近3期連続で取っています。 規模で見ると3社とも最上位なので、ここで選び分けることはできません。
軸3. 扱う施設形態
看護師の職場は病院だけではありません。クリニック、訪問看護、介護施設、企業、学校、保育園など、 形態によって夜勤の有無も仕事の中身も変わります。行きたい形態を扱っていないサービスに登録しても、紹介される求人がずれます。
ここは各社で公表の仕方が違います。公式サイトで施設形態を一覧にしているのは ナース専科 転職とレバウェル看護で、ナースではたらこは一覧を確認できませんでした。
軸4. 相談方法
人材紹介は、登録すると担当者から連絡が来ます。 勤務中は電話に出られない、夜勤明けは寝ている、という人にとっては、電話以外でやり取りできるかどうかが使い続けられるかを左右します。 LINEでのやり取りを公式に明記しているのは、ナース専科 転職とレバウェル看護です。
なぜ求人数と口コミで比べないのか
- 求人数は、同じ病院の求人を条件ごとに分けて掲載すれば増えます。 集計方法が各社で違うため、数字をそのまま横に並べても比較になりません。
- 口コミは、担当者個人との相性の話が大半を占めます。 同じサービスでも担当が変われば体験は変わるので、サービスを選ぶ判断材料としては安定しません。
主要サービスの公表情報
各社の公式サイト、厚生労働省の許可の記録、認定制度の公開情報から確認できた事実です。
ナース専科 転職
- 運営会社
- 株式会社エス・エム・エス
- 許可番号
- 13-ユ-190019
- 第三者認定
- 認定(医療分野・認定番号 01004(2)/2025年2月4日〜2028年2月29日)
- 入職実績
- 看護職 区分Ⅰ(300名以上)を直近3期連続
- 対応エリア
- 認定制度・公式サイトとも全国(公式に「取り扱い求人は日本全国にわたり」「地域担当制かつチーム制」)
- 扱う施設形態
- 病院・クリニック・訪問看護・企業・保育園・幼稚園・学校・介護施設・その他
- 相談方法
- 登録後は電話で連絡。電話が難しい場合はメール・LINEも可と明記
- 利用料金
- 無料
- 補足
- 保育士人材バンクと同じ運営会社。本社は東京都港区。准看護師・助産師・保健師も対象と明記。
レバウェル看護
- 運営会社
- レバウェル株式会社
- 許可番号
- 13-ユ-309623
- 第三者認定
- 認定(医療分野・認定番号 01008(2)/2025年2月4日〜2028年2月29日)
- 入職実績
- 看護職 区分Ⅰ(300名以上)を直近3期連続
- 対応エリア
- 認定制度・公式サイトとも全国(公式サイトの都道府県一覧に47都道府県)
- 扱う施設形態
- 総合病院・一般病院・療養型・精神科・クリニック・美容クリニック・検診センター・訪問看護・特養・老健・有料老人ホーム・グループホーム・サ高住・デイサービス・保育園など
- 相談方法
- 電話で15分の条件ヒアリング。LINE・メールで求人が届き、LINEで相談も可と明記
- 利用料金
- 無料
- 補足
- 旧サービス名「看護のお仕事」。本社は東京都渋谷区。准看護師・助産師・保健師も対象と明記。
ナースではたらこ
- 運営会社
- ディップ株式会社
- 許可番号
- 13-ユ-303788
- 第三者認定
- 認定(医療分野・認定番号 01006(2)/2025年2月4日〜2028年2月29日)
- 入職実績
- 看護職 区分Ⅰ(300名以上)を直近3期連続
- 対応エリア
- 認定制度・公式サイトとも全国(公式に「北海道から沖縄まで」「エリア別担当制」)
- 扱う施設形態
- 公式サイトで一覧は確認できず
- 相談方法
- 電話・メール・対面と明記。面接同行あり(一部地域のみ)
- 利用料金
- 無料
- 補足
- 本社は東京都港区。看護師・准看護師・助産師・保健師の資格があれば登録できると明記。
「確認できず」は、その事業者に問題があるという意味ではありません。本稿の確認範囲で見つけられなかった、という意味です。 入職実績は、認定審査の時点で直近3年度分として公開されている区分です。
目的別に選ぶなら
総合の1位を決めることはしていません。目的が違えば答えが変わるからです。 下は、各社が公表している事実から言えることだけを並べたものです。
電話より、LINEやメールでやり取りしたい
→ ナース専科 転職/レバウェル看護
2社とも公式サイトにLINEでのやり取りを明記している。ナース専科 転職は「お電話のご対応が難しい方は、メールやLINEでのやり取りも可能」と書いている。ナースではたらこの公式の説明は電話・メール・対面
病院以外(企業・学校・保育園など)も見たい
→ ナース専科 転職
公式サイトの「施設形態から探す」に企業・学校・保育園・幼稚園を明記している
介護施設の種類まで細かく見たい
特養・老健・グループホーム・サ高住など
→ レバウェル看護
公式サイトの施設形態の一覧に、特養・老健・有料老人ホーム・グループホーム・サ高住・デイサービス・訪問入浴まで分けて載せている
面接に同行してほしい
→ ナースではたらこ
公式サイトの利用の流れに面接同行を明記している(※一部地域のみと注記あり)
地方で探している
→ 3社とも全国対応
認定制度では3社とも47都道府県、厚生労働省の許可の記録でも取扱地域は「国内」、公式サイトにも地域を限定する記載は見当たらない。この点では差がつかない
⚠️ 上は順位ではありません。また、当サイトは報酬額によって紹介の順番や評価を変えていません。 並べる根拠は、公式サイトと公的な記録で公表されている事実だけです。
登録したあと、何を聞くか
サービスを選ぶより、登録後に何を確認してもらうかのほうが結果に効きます。 求人票に書かれないまま入職後に効いてくるのは、だいたい次の項目です。
- 夜勤の実態。二交代か三交代か、月に実際何回か、夜勤手当は1回いくらか。 平均額は看護師の夜勤手当は1回いくらかにまとめています。
- 配属先。病棟・診療科は入職前に決まっているのか、入ってから決まるのか。
- 時間外の実態。申し送りや記録が定時のあとに回っていないか。
- 教育体制。経験のない分野へ移る場合、誰がどれくらいの期間ついてくれるのか。
これらは自分で病院に直接聞きにくい内容です。間に入ってもらえることが、人材紹介を使う実質的な利点だと考えています。 給料がどう変わるかは、病院からクリニックへ移ると、給料はどれくらい変わるかも参考にしてください。
出典
- 医療・介護・保育分野における適正な有料職業紹介事業者の認定制度(厚生労働省委託事業)
- 人材サービス総合サイト(厚生労働省・許可の記録)
- ナース専科 転職(公式)
- レバウェル看護(公式)
- ナースではたらこ(よくある質問/ご利用の流れ)
掲載内容は確認日時点のものです。条件は変更されることがあるため、利用の際は各公式サイトでご確認ください。 誤りにお気づきの場合はお問い合わせよりご連絡ください。